第3回 埼玉県初代「うどん」PR大使は渋沢栄一?

埼玉うどん
永谷 晶久
永谷 晶久

渋沢栄一と言えば「煮ぼうとう」で有名ですが、実は隠れた「うどん」エピソードがあります。

関東大震災の時、渋沢栄一さんは同じ埼玉県出身の方々と協力をして「在京罹災埼玉県救護団」というものを結成しております。

その中で、物資の援助についても記載がありますが「うどん」も配給したようです。

今では通勤圏内である埼玉県と東京都ですが、当時は今よりもかかる時間も長く、渋沢さんは被災した埼玉県民にとって「何が欲しいのか、何があったら心が落ち着くのか」を考えた結果、「うどん」を配給したのではないかと思います。

最終的には「救護団」の顧問も務めております。
このエピソードからも、埼玉県の人々にとって「うどん」は県民食であり、渋沢栄一さんはそれを良く理解していた人なのではないかなと思います

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